一、ZDHCの由来
　2013年からは、グリーンピース(Greenpeace)の力を得て、世界的に有名な繊維アパレルのブランドや小売業者が、サプライチェーンの環境管理をさらに強化しています。その重要な内容の一つは、製造工程で環境や生物、人間に危険な化学品の使用を制限する、または禁止することによって、2020年までに11種類の有毒有害物質の排出をゼロにすることです。これが繊維業界におけるZDHCプロジェクトの始まりです。
　ZDHCは現在23個の契約ブランド、27個のバリューチェーン関連、13個の協会で環境管理協議を構成しています。その中で契約するブランドはADIDAS、BURBERRY、GAP、李寧LEVI staraus & co、HM、INDITEX、M&S、NIKE、ESPRITなどの23個の全世界のテキスタイル関連の有名なブランドが含まれています。
　2015年にZDHCは「生産制限物質リスト(MRSL)」を発表しました。ZDHC MRSL V1.1は、繊維、衣類、靴などの部品の製造工程で意図的に使用される化学物質を制限しています。生産中にこれらの化学物質の化学成分内で許容できる濃度制限を規定します。目的はサプライヤーのこの部分の化学物質の使用を管理し、生産過程でこれらの有害物質を淘汰することです。
　そのあと、2016年には、ZDHC廃水テストガイドを発表し、廃水テストを通じて企業が生産中に生産制限物質リストのサンプリングとテスト方法を実施したかどうかを確認することを規定しました。

　化学品の使用制限物質リストは長くて難しいので、製品の環境に関する品質は加工に使う染料、添加剤、配合、生産工程と緊密に関系しています。また、発生する汚水と汚水中の残留物にも影響があります。そのため、システム管理が必要で、その上専門知識が必要です。

二、当社製品のZDHC認証への準備

　最初から、当社はZDHCの展開を注目してきました。2019年に当社は動き出し、微生物制御製品シリーズである抗菌整理剤、抗菌防カビ整理剤などの製品について、ZDHCの適合性の検証と認証を行い、2022年には抗菌整理剤JYK ABDO-120、抗菌防カビ整理剤JYK ABF-248の再審査を行いました。

　認証を行うために、当社はZDHCの規定に基づき、当社の品質管理体系を整理し、品質マニュアルと手順ファイルを作り、ZDHC認証の基礎を築きました。

三、ZDHCの検査と認証

　前期準備を経て、SGS社は弊社の生産現場に派遣し、サンプルを取り、分析検査を行って、弊社の提出した関連製品の書類に基づいて、総合評価した結果、ZDHC証明書を発行しました。それぞれ次のとおりです:

　関系机関とブランドを熱烈に歓迎し、積極的に弊社と商談し、共同発展を求めます。

　当社は、引き続き国際的な最新の合規性規定に注目して、積極的に参与して、その中に溶け込んで、時代の発展の脈についていきます。